こんにちは!
勝手にローカルレポーターうめのです(*´ω`*)
先日、日本一周シリーズ動画をアップしました。
そこで登場するカフェ「ティーショップ夕日」について詳しくご紹介したい思います。
外国人墓地まで観光するなら
函館の有名観光地を見るにあたってメジャー所は2つのエリア。
港に並ぶレンガ倉庫群を利用したお土産店や飲食店がたくさんある場所。
そこから坂を上った元町エリア。
大正ロマンを感じさせる旧庁舎や旧領事館。
白亜のハリストス正教会などがあります。
この二つを抑えれば、
お土産も買えますし、特に有名な歴史的建造物を見る事が出来ます。
ラッキーピエロもあります。
でも
もし、もっとノスタルジックな街ブラを楽しみたいなら船見町まで是非散策してほしいと思います。
船見は元町から西側にあります。
派手さはないものの堂々とした旧ロシア領事館
神社、寺、そして外国人墓地。
港の喧噪離れたこの町では生活の音も聞こえてきます。
外国人墓地を過ぎて少し先にいくと・・・
ピンク色のレトロな建物が。
興味をそそるその建物に近づいてみると。
そこはカフェでした。
ティーショップ夕日
見た目が可愛らしい建物なので昔は小学校だったのかな?
なんて思っていたのですが
函館検疫所台町措置場跡(旧函館消毒所)でした。
当時の主要6港(函館、横浜、神戸、下関、長崎、新潟)に日本で最初の常設消毒所を建設しました。
函館では現在地に施設が建てられ、唯一残ったこの建物は事務所として使用されたものです。
明治29年(1896年)3月、函館検疫所と改称され業務をおこなってきましたが特に昭和20年(1945年)には、敗戦により樺太方面などからの引揚者の検疫にあたり、医療や援護にと活躍しました。
昭和43年(1968年)、検疫所は市内海岸町に落成した港湾合同庁舎内に移転し、平成4年にこの施設も廃止されました。
施設の中で唯一残ったこの事務所は、全国的にも数少ない初期港湾施設の遺構として、平成元年に市の景観形成指定建築物となっています。
観光説明版より
ただ可愛い建物だと思っていたのに
貿易の場面で防疫の要となり
その後、医療施設として重要な役割を果たしたんですね。
店内も明治時代に作られた物がたくさん。
この装置は何に使うのでしょうか?
何か検疫に使う道具だったのでしょうか?
気取らないメニュー
きっと函館だから、異国文化あふれるメニューだろうと思っていましたが。
以外にも日本茶カフェでした!
メニューには様々の種類の日本茶が。
馴染み深い茶から高級なものまで600~1000円。
全てにお茶菓子付き。
ここまで歩いてきて汗をかいたので冷やほうじ茶を注文しました。
おまんじゅうと米菓子。そしてピッチャー付きでお茶が出てきました。
あ、なんだか視覚からほっこりする。
優しい甘さのおまんじゅうと心地よく冷えたほうじ茶が体にしみるようです。
周りを見渡すと、落ち着いた雰囲気のご夫婦や一眼のカメラを持った単身女性。
ゆったりと目の前の海を見ています。
ああ、そうか。
夕方になれば夕日が見えるんだな。
行き当たりばったりで歩いていた私でしたが、どうやらいい執着地点を見つけられたようです。
おまけ(函館マンホール)
ちょっと行きたくなったでしょう(*´ω`*)
外国人団体客などの喧騒から離れて函館観光したい方は、船見町エリアまで行ってみてくださいね。
このお店に訪れたのは日本一周が始まったばかりの旅慣れない頃。
この経験により尚の事、メジャーな観光地だけでなくゆっくり街ブラする楽しみを知ったのです。
看板や足元、何気ない路地。
自分の興味のままに歩くって本当に楽しいですね!
最後に函館を歩いていてみつけたマンホールの写真を見てください。
あーイカ食べたい!
毎日がエブリディ!
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